勤務形態をリモートワークと出勤を交代制にしている会社もあるけど、出来ればどちらかに固定した方が良い

谷塚の魅力

新型コロナが流行して早3年。

この新型コロナによって世の中は大きく変わりました。
できるだけ外出をせず、マスクで顔を覆い、人混みを避け、飲食店は営業時間を縮小したり。

会社員を取り巻く環境も変わりました。

毎日社員が出勤していた会社はリモートワークを導入し、会議や決済はオンライン・・・と仕事のやり方がガラリと変わってしまった人も多いのではないでしょうか。

そんな中、新型コロナの収束が見え始め、元の就業状態に戻したり戻そうとしたりする会社もあるようです。

せっかく、リモートワークに適した設備を自宅に作った人も、会社が通勤を要請してきたのでやむなく自宅の設備を封印して毎日通勤している人もいるでしょう。

なかには会社のフロアの人口密度が高いと言う事で、工場の勤務時間交代制のように、会社に通勤した週の次の週はリモートワークになってもらって、リモート勤務を行った週の次の週ではまた通勤して行く~という入れ替え制?にした企業もあるとか。

何だか精神的にも肉体的にも疲れちゃいそうな勤務体制ですね。

案の定、この方式にした会社では、今まで普通に勤務していたと思われる人が続々辞表を提出してきたという問題が発生したそうです。
コロナの影響で売り上げも低迷していたという状況もあり、とりあえず辞意社員の辞表を受理していったところ、会社のフロアの三密が解消してリモートワークにする必要がなくなったそうです。

他にも同様に、リモートと通勤を交代制にしようとした会社では、社員の間からリモートにしたい人と通勤にしたい人の希望が殺到して、リモートの人は固定でずっとリモートで作業してもらい、通勤が希望の人はずっと通勤で来てもらう方式にしていったようです。

結局、24時間の間の交代制の勤務なら、まだ就業場所は同じで時間帯だけが違うので、特に問題なく仕事に勤しんでいられるのですが、リモートワークのように自宅で仕事をする場合は、通勤時間の考慮をしなくて済むのと、自宅なのでわりとラックスして仕事が出来る状況なので、それで続けていられるのです。
そこに、来週から出勤という交代勤務になると、日曜日の精神状態が少々ヤバい状態に陥ってしまう人もいるのです。

また、自分は絶対に人と対面で接しないとモチベーションが上がらない、家だと落ち着いて仕事ができない、家だとだらけてしまうから職場に出勤したい、などリモートをしたくない人もいるわけです。

なので、心身ともに健康的な状態で社員に勤務してもらいたいと考えているのなら、通勤希望の人は通勤で、リモートの人はリモート勤務で!と分けた勤務体系で就業させることをお勧めします。

運輸業や製造業、販売業ではこの勤務形態を選択することは難しいと思いますが、こんな会社もあるんだ?ということで。

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