絵を描く人の中には、線画がすごくうまい人と着色がうまい人、両方うまい人の3通りいる話

雑記帳

みなさんは普段、絵は描きますか?

私は昔から絵を描くことが好きなので、趣味としてたまに描いて楽しんでいます。

「絵を描くのがうまい」

と一言でいっても、線画を描くことが上手なのか、その線画に絵の具などで着色していくことが上手なのか、あるいは両方共ができて初めて「絵が上手い」と言えるのか?

そんなことを考えています。

基本的には線画が上手い時点で「絵が上手い」と思います。

でも線画がすごく上手くても、色を塗ったらなんかちょっとイメージとは違くなった、ってことありませんか?

その場合は多分、それは「線画を描く所まではかなり上手い人」ということになるのでしょう。

では着色が上手い人とはどういうことでしょう。

描く線画はイマイチなんですが、着色を施すと、なんとなく雰囲気があってかなり絵が上手く見える人もいますよね。
着色が上手い人も確実に「絵が上手い」ということになると思うのです。

ちなみに私は着色がすごく苦手です。

最近の風潮は、線画も着色も両方上手くないと「絵が上手い!」という称号を得にくくなっている気がします。
水彩などのアナログからパソコンなどで描くデジタル作画が主流になって来ているので、線画から着色までを一つのルーチンとして捉えているのかもしれません。
そのため両方が上手くて初めて絵が上手い人という認識になっている人が多いのではないでしょうか。

ただそうなると、アニメーターなどの基本的に線画が上手くないとやっていけない職業の方は、着色も上手いのでしょうか?
・・・というとそうでもないと思うので、アニメーターの場合は線画が上手いだけで「絵がうまい人」という称号は確実に得られると思うのです。

私は「アニメーターをやっている」と聞いただけで、実際に絵を見なくても「絵がうまいんだろうなぁ」と決めつけてしまうと思います。

また、着色で有名な職業としてこいのぼり職人などが挙げられるかもしれませんが、こいのぼりの着色をしているその技術の高さは他の人にはなかなか真似出来ないと思うので、こいのぼり職人の着色での描画は絵が上手い人に当たると思うのです。

という感じで、意外と線画だけの職業もあれば着色だけの職業もあるので、絵の世界は奥が深いなぁと思うわけです。

アニメの線画に着色するという専門の仕事をしている人もいらっしゃるので、着色のすごい技術を持っている人もたくさんいるのでしょう。

今、もしかしたら絵を描いているけど線画が苦手だとか、色を塗るのが苦手だと思っていて、全部を上手く書けないことを嘆いている人もいるかもしれません。

この現代社会では得意な分野だけを徹底的にやる仕事が増えているので、絵を描く仕事に就きたいけど特異な事しかしたくない!と言う場合でも、得意な事だけを仕事にしても許される方法があるので、夢をあきらめずに進んで欲しいと思うのです。

ちなみに私はアニメ『はぐっとプリキュア』の作画が好みです。
可愛いですよね。

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